大人気の投資手法「預金」について紹介します
投資にあまり関心を持たない方に「投資」のイメージを聞くと、
ギャンブル(大儲け or 財産を失なう)
お金持ちがやるもの
といったイメージが強いようです。
でも、そんな方でも預金口座を持ち、そこに当たり前のようにお金を預けています。これはつまり、銀行預金(銀行にお金を貸し出して利子を受けとる)という投資を行っていることに他なりません。
預金口座は給与の受け取りや諸々の引き落としのために必要だからだ、と言うかもしれません。
もしくは、ただの資金の安全な保管先として利用していると言う人もいるかもしれません。
それでも自らの資産について、他の選択肢(債券・株式を買う等)もある中で銀行預金という投資行動を(非意図的であれ)選択し、実行していることに疑いはありません。やはりそれだけ魅力のある投資案件なのでしょう。
「預金」は日本で大人気の金融商品
平成29年2月の金融庁の資料によると、日本人は金融資産のうち約52%を「預金・現金」に振り向けています。
残念ながら「預金・現金」の内訳は分かりませんでしたが、預金が非常に人気のある投資手段であることが分かります。
(他に「保険・年金」約30%、「株式・投信」約15%)
ということで、大人気の金融商品「預金」の素晴らしい特徴を纏めてみました。
1. 元本保証が保証されている!
預金は市場による煩わしい価格変動の影響を受けません。
たとえ銀行が破綻したとしても、元本は制度によって保証されています。
2. 流動性が高い!
お金を貸しているにも関わらず、こちらの気が向いたときにいつでも資金を引き出す事が出来ます。
3. インフレに絶望的に弱い!
預金はインフレ耐性などという不要なものは持ち合わせません。
例え物価が年率3%上昇しようとも、預かった金額がそっくり返済されます。
4. 安定的な低いリターン!
預金はリスクの無い素晴らしい金融資産なので、リターンは必要ありません。
株式投資家がここ100年間で平均年率7%ほどのリターンを得てきたことと比較すれば、相対的には毎年(7%-受取金利)分の資産が目減りしてきたとも言えますが、無リスクに勝るものはありませんね!
以上、やはり大人気なだけあって素晴らしい投資商品ですね。
少々欠点も目立ちますが、まあどんな商品にも欠点はあるでしょう。
今後も日本国民が皆こぞって、この素晴らしい「預金」投資を続けられることを願ってやみません。