くちなし米国ETF投資雑記

20代低所得コミュ障気味の私が、海外ETF投資や囲碁界の話題や日々のあれこれを雑文で綴るブログです。

海外ETF分析:VIGは連続増配実績を持つ米国株を集めたオススメETF

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今回はVIG(バンガード・米国増配株式ETF)を見ていこうと思います。

連続増配っていい言葉ですよね。世界で最も好きな単語が「増配」だという投資家も多いのではないでしょうか。しかもそれが連続しちゃうなんて・・・

その甘い響きに誘われるまま、いつしか私の資産の約10%を占めているこの銘柄。 詳しく見ていきましょう。

VIGの概要

VIG (バンガード・米国増配株式ETF)は10年以上連続して増配した実績を持つ米国株式で構成された「NASDAQ USディビデンド・アチーバース・セレクト・インデックス」という指数への連動を目指したETFです。

連続で長期間に渡り増配が出来る企業は

  • 安定した収益基盤

  • 株主への還元意識

を持つはずであり、投資先として選好される企業が揃ったETFであるといえます。

経費率は0.08%と文句は出ない水準です。

直近のパフォーマンス

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(チャートはYahoo financeより引用)

直近10年のチャートです。赤線がVIG、青線がS&P500です。

S&P500と同等の成績を残しています。

リーマンショック時にはS&P500よりも強い下落耐性を見せており、その後もしばらくの間はS&Pをアウトパフォームしています。

配当実績

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増配株式だけあって、分配金はなかなかのペースで増えていますね。

現時点の分配金利回りは約1.89%と、さほど高い水準ではありません。

長く保有して、毎年の増配を楽しみにしましょう。

組入上位銘柄(18年4月末時点、上位10位まで)
順位 銘柄名 比率
1 Johnson & Johnson 4.00%
2 Walmart Inc 4.00%
3 Microsoft Corp 3.94%
4 PepsiCo Inc 3.49%
5 3M Co 2.95%
6 McDonald's Corp 2.80%
7 Medtronic PLC 2.45%
8 Abbott Laboratories 2.36%
9 Union Pacific Corp 2.36%
10 Texas Instruments Inc 2.30%

構成銘柄数は2018年4月末時点で182とETFの中では少なめで、上位10銘柄で全体の約30%を占めます。

連続増配企業ということで成熟した大企業が多いですね。

セクター別では資本材・消費者サービス・ヘルスケアの比率が高く、どちらかと言えばディフェンシブよりの構成な気がします。

まとめ

保有企業が毎年増配してくれれば、ただ保有しているだけで受け取れるキャッシュが毎年増えていってくれます。

VIGはそんな増配企業のみを詰め合わせた、配当好きには堪らないETFです。

私もなるべく長期保有して、増え続ける分配金にニヤニヤしたいものです。

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VIGと同様に米国株を集めたETFですが、こちらは米国株のほぼ全てを網羅しています。

世界中の新興国株式に投資できるETFです。リスクは先進国と比較すると大きめですね。

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